ファクトリーブランドとは?【有名ブランド5選】

 

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ライター活動と並行して東証一部上場アパレル企業にて就業中。販売、VMDを担当しています。

レディース・メンズブランドともに好きで、ハイブランドからドメスティックブランド、ファストブランドまで、新作をSNSでチェックするのが日課です。

 

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ファッション好きなら一度は耳にしたことがある「ファクトリーブランド」。

直訳すると「工場のブランド」ですが、「つまりどういうこと?」と疑問を抱くかもしれません。

どのようなブランドの事をファクトリーブランドと呼ぶのか、具体的にどんなブランドがあるのか、詳しく知りたいですよね。

この記事ではファクトリーブランドの解説だけでなく、ファクトリーブランドのオススメブランドや、ファクトリーブランドを選ぶメリット・デメリットも併せて紹介します。

最後まで読めば、ファッションについてもっと詳しくなれるはずです!

 

ファクトリーブランドとは?

「ファクトリーブランド」とは、服を作る工場が自ら制作したファッションブランドです。

と言っても大抵のファッションブランドは工場でファッションアイテムを作っていますが、ユニクロやUNITED ARROWSなどのブランドはファクトリーブランドとは呼びません。

ファッションブランドは自社で工場を持っていることはほとんどなく、企画したものを外部の縫製工場・繊維工場に委託してアイテムを制作します。

普段ファッションブランドから委託される側の工場が、自ら企画してファッションアイテムを制作し、ブランド名を付けて展開しているのがファクトリーブランドなんです。

ブランドネームに欠けるため、ファクトリーブランド自体あまり知名度がありませんでしたが、昨今では有名ブランドから委託を受けていた工場がブランドを立ち上げたり、SNSでの拡散力が功を奏して、ファクトリーブランドの人気が高まってきています。

後にファクトリーブランドをいくつか紹介しますが、メジャーなファッションブランドもあることから「このブランドってファクトリーブランドだったの!?」と驚くかもしれません。

また、コスパの良さがファクトリーブランドの最大の特徴。

服の製造や、素材の選定等に特化してきた縫製工場・繊維工場は、ブランド以上に服作りを極めていると言っても過言ではありません!

ファクトリーブランドのメリット・デメリット

ファクトリーブランドは「縫製工場・繊維工場が立ち上げたブランド」と定義を確認しました。

次にファクトリーブランドのメリット・デメリットを解説していきます。

ファクトリーブランドの魅力や、他のブランドと比較したときの良い点、悪い点を見ていきましょう!

メリット

まずファクトリーブランドのメリットは2点。

・クオリティがデザイナーズブランドに並ぶレベルのものが多い
・品質の割に価格が安い

まず1つ目の「クオリティがデザイナーズブランドに並ぶレベルのものが多い」について。

縫製工場や繊維工場は、デザインや販売方法を考えず、とにかく服を作ることを専門にしています。

そのため、洋服の縫製や生地の素材選定・制作といった技術が非常に優れています。

また、大手のデザイナーズブランドが委託している工場がブランドを立ち上げる事例が多くあるんです。

例えばPADRONE(パドローネ)というファクトリーブランドは、COMME des GARCONS(コムデギャルソン)の靴を制作していた工場が立ち上げたことで話題になりました。

COMME des GARCONS(コムデギャルソン)の靴、というブランドの箔こそありませんが、大手デザイナーズブランドが委託していた工場の靴ですから、高品質であることは間違いありません。

そして2つ目の「品質の割に価格が安い」理由としては、

・デザインを依頼する、製造を委託するといった手間が省ける
・ブランドバリューが無い

ということが挙げられます。

大抵のファッションブランドは、デザイナーがデザインを考えて、そのデザインを縫製工場や繊維工場に委託して作ってもらい、店舗やオンラインストアで販売する、といった流れを取ります。

しかしファクトリーブランドは縫製工場や繊維工場がデザインしてそのまま制作に入れるわけですから、手間や仲介にかかる費用をカットできるわけです。

また、ブランドバリューが無いというのも重要な理由です。

先ほどのPADRONE(パドローネ)というブランドを再度例に挙げるのですが、COMME des GARCONS(コムデギャルソン)のチャッカーブーツの価格は6万~7万円程ですが、PADRONE(パドローネ)のチャッカーブーツは3万円~4万円程。

デザインの違いももちろんありますが、同じ場所で作っていてもCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)のブランドネームバリューはかなり大きいことがわかりますよね。

ファクトリーブランドはデザイナーズブランドの品質をお手軽な値段で手に入れられる、と考えることが出来るんです。

とはいえ、ブランドバリューはファッションを楽しむうえで非常に大事な要素ではあります。

「ブランドネームバリューよりも品質と価格のコスパを重視したい!」という人に、ファクトリーブランドがおすすめです!

デメリット

ファクトリーブランドのデメリットは2点。

・ブランドの知名度が低い
・無難なデザインのアイテムが多い

先にも述べましたが、ファクトリーブランドの知名度はまだまだ低いものです。

SNSのおかげもあって、ファッション好きであれば知っているというファクトリーブランドも増えましたが、世間的にはネームバリューが弱いのが現状。

会話の中でもオシャレさは伝わりにくく、「今着てるニット、○○の服なんだ!オシャレでしょ!」と言っても「?」とリアクションをされてしまうシーンも少なくありません。

ブランドだけで服の価値や評価は変わらないと考える人には全く問題のないデメリットではあります。

そして、ファクトリーブランドは無難なデザインのアイテムが多いです。

縫製や素材にこだわりブランドを立ち上げる工場がほとんどのため、デザイン力に長けているわけではありません。

そのため無地であったりナチュラルな色味のアイテムが多く、デザイナーズブランドやトレンド感のあるファッションアイテムのような刺激を求める人には魅力を感じにくいかもしれません。

逆に言えば、ベーシックでシルエットや素材感が非常に優れているアイテムを求めている人には最適なので、これをデメリットと感じるかは人それぞれですね。

人気ファクトリーブランド5選

ファクトリーブランドのメリット・デメリットを知って、「ファクトリーブランドを買ってみたい!」と感じたでしょうか?

おすすめのファクトリーブランドを5つ、そして各ブランドの代表的なアイテムを紹介します!

ブランドのアイテムの価格帯も併せて掲載していますが、アイテムによって差が大きいことやセールを頻繁に行うブランドもあることから、あくまでイメージとして、目安程度に参考にしていただければと思います。

BATONER(バトナー)

 

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主な価格帯:20,000円〜30,000円

BATONER(バトナー)は、2013年に山形県寒河江市で誕生した、ニットウェアを展開するファクトリーブランドです。

様々なブランドやメーカーのニット製品を作ってきた老舗ニットメーカー「奥山メリヤス」がブランドとして立ち上げました。

奥山メリヤスのニットは「世界最高峰」と称される品質。

BATONER(バトナー)というブランド自体の知名度もかなり高い、ファクトリーブランドを代表するブランドの一つと言えます。

 

そんなBATONER(バトナー)で人気なアイテムは、あぜ編みニット。

 

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採用しているウールはチクチクすることなく、まるでコットンのように柔らかいのが特徴。

生地感と併せて、ざっくりと凹凸のあるあぜ編みが、肌にまとわりつくことなく軽やかな着心地を実現しています。

肉厚ながらも軽くて柔らかい着心地は、一度着たら癖になる一品です。

CIOTA(シオタ)

 

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主な価格帯:30,000円~100,000円

CIOTA(シオタ)は岡山県の縫製工場・生地屋の「株式会社シオタ」がスタートさせたファクトリーブランドです。

かなり有名なので、名前だけでも聞いたことがある人もいるかもしれません。

CIOTA(シオタ)はデザインから生地を選ぶのではなく、生地からインスピレーションを受けてアイテムを制作するのが特徴。

そのため、生地の個性を活かしたアイテムが展開されているんです。

わずかしか採れない貴重なコットンを使用した「スビンコットン」という自社開発のコットンを開発したりと、CIOTA(シオタ)は生地へのこだわりが尋常ではありません。

 

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そんなCIOTA(シオタ)の人気アイテムは、スビンコットンデニム。

先にも述べましたが、「スビンコットン」はCIOTA(シオタ)が自ら開発したコットン記事です。

シルクのような光沢と、カシミヤのような肌触りを兼ね備えた「スビンコットン」は、一度手にしたら忘れられない肌触りと美しさがあります。

デニム特有の硬さが無く、独特の柔らかさをもつCIOTA(シオタ)のスビンコットンデニムは是非体感してみて欲しいです…!

久米繊維

 

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主な価格帯:10000円~20,000円

久米繊維は、1935年創業の老舗メーカー「久米繊維工業株式会社」が立ち上げた、Tシャツ中心に展開するファクトリーブランドです。

日本にTシャツというアイテムがない頃から、「色丸首」という製品名でTシャツを作っていた、まさに日本のTシャツのパイオニアです。

両脇に縫い目のない作りのTシャツの第一人者であり、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)を始めとしたデザイナーズブランドやメーカーだけでなく、博物館や美術館といったグッズのTシャツなども手がけてきました。

半世紀を誇る歴史と幅広い方面からの委託で培った服作りの技術は天下一品。

Tシャツに限らずスウェットやロングカットソーも人気のファクトリーブランドです。

 

中でも人気なのは、久米繊維の代表作と言える「01Tシャツ」

 

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丁寧に染め上げた色味と、光沢とシャリっとした独特な肌触りの生地は、素材選びから染色、裁断、縫製と全工程にこだわった賜物。

Tシャツながらも上品な光沢があるため、ジャケットに合わせたフォーマルスタイルにも使える万能アイテムです。

毛足の長い綿花を素材に採用しているため、優しく身体を包み込む着心地はきっと癖になるでしょう。

カラーバリエーションも豊富に展開されているため、お気に入りの一枚が見つかるはず。

Ordinary fits(オーディナリーフィッツ)

 

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主な価格帯:10,000円~20,000円

Ordinary fits(オーディナリーフィッツ)は、デニムの聖地・岡山県のデニム工場が、「10年後も着ていたい服」をコンセプトにスタートしたファクトリーブランドです。

岡山県児島のデニム工場で経験を積んだデザイナーの豊富な知識と経験によって表現されるヴィンテージ感、そして感度の高いトレンドをバランスよくミックスしたデニムアイテムは、多くのデニム好きから評価を得ています。

 

そんなOrdinary fits(オーディナリーフィッツ)の人気アイテムは「ジェームズパンツ」

100%コットンで作られ、厚みがある存在感のある生地感ながらも、柔らかく履き心地の良いパンツです。

裾にかけて細くなるデザインは、バルーンパンツとテーパードパンツの中間のようなシルエット。

カジュアル感を出しつつもどこか品の良い、「大人のデニム」と言った印象を持たせます。

デニムの聖地・岡山県のデニム工場のノウハウが詰まったデニムは、デニム好きなら絶対に見逃せませんね。

curly(カーリー)

主な価格帯:10,000円~50,000円

curly(カーリー)は1963年、香川県の法制工場「川北縫製」がスタートさせた、リアルクローズを展開するファクトリーブランドです。

ワーク・スポーツ・ミリタリーをベースに、高品質な製品をリリースすることに定評があり、人気が高まってきています。

デザインは至ってシンプルで、機能性やシーンを選ばず着用できることに重きが置かれているのが特徴です。

 

 

curly(カーリー)の定番アイテムはテーラードジャケット。

改良を重ねながら10年以上作られている名作です。

程よい光沢感が上品で、伸縮性抜群な着心地の良さはcurly(カーリー)ならではの技術を感じさせます。

フォーマルな見た目からは予想外の着心地は、是非実際に袖を通して体感してみて欲しいです。

セットアップアイテムとしてトラウザーもリリースされているため、セットアップとして着ることができます。

ファクトリーブランドを安く買う方法

ファクトリーブランドを買う際に、上手にお買い物をするコツがあります。

  • 安さ
  • トレンド性
  • 失敗のしにくさ

の3点に着目して「【最大90%OFF】ドメブラを安く買えるサイトと方法を紹介!」で詳しく解説しているので、購入を考えている人は必見です。

まとめ

ファクトリーブランドの特徴やメリット・デメリットをまとめると、

・ニットやデニム、カットソーといった、特定のアイテムを追及している
・素材に強いこだわりを込めたベーシックなアイテムが多い
・デザイナーズブランドより安く、同等の品質のアイテムを買うことが出来る

この記事を読んで「ファクトリーブランドを買ってみたい!」と感じたり、ファッションについてより詳しくなって頂けたら幸いです!

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