レーヨン製品の毛玉対策法!原因と対策は?

 

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着心地がよく、発色も良いレーヨン素材。

魅力的な分、毛玉が出来やすいというデメリットもあります。

レーヨン素材の洋服を長く着るためにも、毛玉が出来にくい方法や、対処法を知っておきたいですよね。

この記事では、レーヨン素材の毛玉の原因から対処法まで、徹底的に解説します。

是非最後まで見て、レーヨン素材の洋服のお手入れが出来るようになりましょう。

 

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レーヨンを洗濯する際、中性洗剤は”必須”と言っても過言ではありません。

下記の記事で、実際に洗濯してみてどうなるか詳しく書いてあります。

レーヨン素材の特徴は?

レーヨン素材の特徴は、主に以下の3つです。

  • シルクのような光沢感と肌触り
  • 染色性、発色性が良い
  • 通気性、吸湿性、消臭性に優れ実用的

光沢感や発色の良さを持ち、シルクのような着心地を、比較的安価で楽しむことが出来るのがレーヨンの魅力です。

過去にレーヨンの特徴や魅力等、詳しく解説した記事を書いているので、是非こちらも読んでレーヨンの特徴を掴みましょう。

レーヨンが毛羽立つ原因である「毛玉」について

先述の通り、レーヨンは毛羽立ちやすい素材です。

毛羽立ちの原因は、毛玉が発生すること。

つまり、レーヨンは毛玉が出来やすい素材なんです。

毛玉は、ウールやカシミヤ、アンゴラなどの天然繊維に出来やすいイメージがあると思いますが、レーヨンやアクリル、ポリエステル等の化学繊維にもよく出来てしまいます。

レーヨンの弱点である毛羽立ちですが、毛玉の発生を防ぐことで抑えることができ、長く綺麗に着用することができます。

毛玉の発生原因や対処法を解説するので、実践してレーヨン生地の洋服を長く楽しみましょう。

レーヨンの衣類が毛玉になる原因は?

では、なぜ毛玉が出来るのでしょうか。

毛玉が出来る主な理由は以下の3つです。

・生地が擦れる
・何度も着用する
・何の対策も無しに洗濯機で洗ってしまう

まず1つ目は、生地がものと擦れることです。

袖の内側や脇辺りに毛玉ができやすいのは、腕は動かすことが多く、袖の内側と脇の生地同士が擦れてしまっているため。

他にも、トートバッグを肩にかけることでバッグのボディと腰元が擦れる、ネックレスのペンダントが胸元で擦れるといった要因でも毛玉が発生します。

この原因に関しては、対策が難しく、レーヨン生地の服を着ている時は激しい動きをしない、という手の打ちようしかありません。

お気に入りの1着なのであれば、バッグは身体につかない物を選ぶ、ネックレスは付けないといった配慮をするといいでしょう。

 

そして2つ目は、同じ服を何度も着用することです。

1つ目で解説した、毛玉が出来る事象がたくさん起きてしまうため、毎日着るというように、洋服を酷使するのは辞めたいところです。

お気に入りの1着は、毎日でも着たくなってしまうかもしれません。

しかし、お気に入りの1着を長く着るためにも、頻度には気を使いましょう。

 

3つ目は、何の対策もなしに洗濯機で洗ってしまうことです。

レーヨンはシワや毛玉ができやすいため、本来洗濯機をあまり使いたく無い素材です。

しかし、しっかり対策すれば、洗濯機を使って洗うことは可能です。

後ほど、毛玉が出来にくい方法を詳しく解説します。

レーヨンの毛玉を取り除く方法は?

毛玉を見つけたら指でむしってしまう、そんなことをしていませんか?

毛玉は洋服の繊維が固まってしまったものです。

つまり、毛玉をむしってしまうと余計に生地の一部をむしってしまうことになるため、生地が薄くなり、最悪穴があいてしまうことがあります。

そのため、毛玉を手でむしるという行為はオススメしません。

レーヨン生地に毛玉ができてしまった時に使うアイテムは、毛玉取りブラシか、カミソリもしくははさみです。

棲み分けとしては以下の通りです。

毛足の長いレーヨン生地→毛玉取りブラシ
毛足の短いレーヨン生地→カミソリ・はさみ

毛足の長いレーヨン生地の場合、カミソリやハサミを使ってしまうと、デザイン上の毛羽立ちまでカットしてしまいます。

そのため、毛玉取りブラシでお手入れするのが良いでしょう。

使い方は簡単で、平らな場所に洋服を置き、一定方向にブラッシングするだけ。

力加減にコツが必要ではありますが、毛足の長いレーヨン生地の毛玉には最適のアイテムです。

 

そして毛足が短いレーヨン生地には、カミソリかはさみが有効です。

カミソリはT字のものが良く、毛玉のある箇所を軽く撫でるだけです。

浮いている毛玉だけを切り取ることができるので、余分に生地をとってしまうことがありません。

もしくは、ハサミで地道に切っていく方法があります。

カミソリの方が手っ取り早いですが、確実に綺麗に仕上がるので、時間がある人ははさみで対処してみてください。

レーヨンの毛玉の予防と対策

レーヨンの洋服を綺麗に着るためにも、毛玉が出来にくい方法を知りたいですよね。

着ていくうちにできてしまう毛玉は、正直手の打ちようがありませんが、お手入れで出来ることはあります。

それは、レーヨン生地の服を洗濯したい時です。

レーヨン生地は洗濯に適さず、毛玉が発生してしまう原因の一つではありますが、絶対に出来ないというわけではありません。

気をつけるのは、洗濯時に服を裏返しにしてネットに入れること。表面を内側にしてネットに入れて洗うことで、他の衣服と擦れることが防げるためです。

そのため、レーヨン生地の服を洗う際には、このひと手間を忘れないようにしましょう。

普段からできることは、レーヨン生地の洋服を着ている時に激しい動きをしないこと、そして着用機会を減らすことです。

レーヨン生地の洋服を長く楽しむためにも、意識してみましょう。

 

また、もう一つ重要なことは「中性洗剤を使うこと」です。

実際にレーヨンの正しい洗濯方法と、ダントツでオススメな洗剤について以下の記事で解説しました。

レーヨンの正しい洗濯のやり方が分からない人は必見です。

レーヨン製品の取り扱い方法

毛玉が出来やすい、洗濯機にあまりかけたくない、しわが出来やすいといった特徴から、レーヨンの扱いは難しいように感じているのではないでしょうか。

しかし、ちょっとしたポイントに気を遣うだけで、レーヨン生地の洋服はしっかり長持ちするんです。

過去に詳しい解説記事を書いているので、是非目を通してみてください。

まとめ

  • レーヨン素材は毛玉、毛羽立ちが発生しやすい
  • 正しいお手入れと洗濯・保管方法で毛玉は防ぐことが出来る
  • 毛玉が発生しても毛玉取りブラシ・カミソリ・はさみでお手入れが出来る

正しいレーヨン素材のお手入れ方法を知ることが出来たのではないでしょうか。

今回解説したポイントを実践して、長くキレイにレーヨン素材の洋服を着こなしましょう。

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